2014年01月09日

サイエンスミュージアムでみつけた音

サイエンスミュージアムでみつけた音


            MRIスキャンによる人間の脳神経の一部,2011


サイエンスミュージアムでおもしろい音楽をみつけた

時代順に

まず18世紀
Mind Mapsギャラリー(精神病の治療の歴史250年)で展示されていたGlass harmonica(アルモニカ)
水を入れたグラスの淵を水で濡らした手でくるくるすると音がでる
それを楽器にしたもの
展示室に流れるなんともいえない音色にひきよせられた
この楽器、演奏者が次々と原因不明の精神的疾患にかかっていったという
youtubeでみつけたのは私が聴いたものとは違うけど楽器のイメージがつかめます


次は1960年代
Oramics to Electoronicaギャラリー
Daphne Oram(1925-2003) というイギリスの女性作曲家
シンセサイザーもない時代に当時の技術で電子音楽をつくった
当時の機械はケースに入って展示されていて
タッチパネルで疑似体験できる展示がおもしろかった


そして現在
サイエンスミュージアムアートプロジェクト Listening Post
Mark Hansen and Ben Rubin
暗い部屋に200の小さいデジタルスクリーンが並ぶ
インターネットのチャットに書き込んだ言葉が
デジタル合成されて音になる
音と画面は連動していて
どれだけのパターンがあるかわからないけど
しばらく離れられなかった


それから未来
Making the Modern Worldギャラリーにあるサウンドインスタレーション
Jem Finern 'Longplayer' 1999–2999
演奏時間1000年!
千年先なんて想像するのも難しい
現在の私たちが将来に及ぼす影響、未来のためにいまなにを選択すべきか考えさせる
本当にこのシンギングボールの音楽は2999年まで演奏し続けられるのかな
おもしろいことを考えるひとがいるもんだ
これがサイエンスミュージアムにあるというのもおもしろい
youtubeに1000年のうちの一部1000分演奏された動画があった
サイエンスミュージアムではヘッドホンがあっていつでもそこにいけば聞ける





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