2013年11月14日

海事博物館

海事博物館



もうひとつの課題はグリニッジにある国立海事博物館(National Maritime Museum)でのプロジェクト。
グリニッジにはこの博物館の他に旧王立天文台、クイーンズハウス(ギャラリー)、カティサーク(茶の貿易で活躍した帆船)、ペインティットホール(旧海事学校、クリストファーレン設計)があって街全体でMaritime Greenwichとして世界遺産に登録されています。
丘の上にある天文台を中心とした公園や、アンティークが並ぶグリニッジのマーケットもあってなかなか良いエリアです。

Maritime museumということで海にまつわるモノが展示されています。
大航海時代、大英帝国、そんな第一印象でした。
そしていつもこどもの声がしてにぎやか。

海とイギリスといっても多岐にわたります。
1階から3階まで部屋ごとテーマ(海軍海戦、大西洋植民地、東方貿易、探検家、環境問題、船、)があって展示の仕方も異なります。

ここでひとつのモノを選びその子供(3~7歳)向けの演出を提案するという課題。
最初は何を選ぼうか考えて博物館をうろうろしてみたけど、博物館の各部署で働くスタッフからこども向けギャラリー計画や展示制作過程、鑑賞者向け戦略などを聞くうちに、モノから出発するのではなくて子どもたちが何を学べるか何に興味をもつかというところから始めた方がよさそうだと気づく。
コレクションはあくまで学びを助けるために使う道具であって、コレクションそのものの理解のための鑑賞ケースが一般的だったこれまでの展示とは異なる。
私はミュージアムはコレクションが中心にあって何よりもまず先にそれがあると信じているので、このアプローチがここではすでに一般的なのか最近の傾向なのか、気になります。

提案は地図を使ったゲームを考えていますが、今日のプレゼンで複雑すぎるとの指摘を受け練り直しです。


プロジェクトとは関係ないけど
昨日の夜からレバノン料理のパセリサラダが無性に食べたくなって帰りにわざわざ遠回りして買ってきた。レモンがきいてておいしい。
基本的にそのとき食べたいものはそのときに身体が必要としているものなんだと思います。
ただフムス(ひよこ豆のペースト)とビーツの酢漬けは毎週のように食べたくなって同じものを摂り続けるのはどうなのかなと思ったりもする。
それから朝はごはん派だった私が1年以上も毎朝シリアルでよく飽きないな驚く。
でなにが言いたかったかたいうと
ベジタリアンをしてみたり、マクロビオテックやアーユルヴェーダの食事法に興味をもったりしましたが
食べたいものを食べたいひとと一緒においしく食べるのが一番いいんだなという結論に至りました。







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