2014年04月14日
a garden and a book
ここ2カ月取り組んでいたプロジェクトから解放されて久しぶりに自由な気分で好きなことができます。
提出したものは全く納得のいくものではないけど無事やり切れたことでひと安心しています。
なにかを達成したという感はなくて、自分の欠点をものすごく自覚させられています。
逃げずに向き合う根性がほしいです。
昨日は久しぶりに街にでかけました。
やっぱり美術館は通うのがいい。最初は好きだったけど飽きてきた絵があったり、逆に最初はいまいちわからなかったけど何度かみているうちに好きになってきたり、いつも立ち止まる絵があったり、ずっとあったのに気付かなかった絵があったり。
見え方、というか読み方はその日の気分や天気によっても変わる。
先月南ロンドンにあるダリッチピクチャーギャラリー(ここもいい美術館です。小さいけどいいものがそろっています。特にレンブラントの少女のポートレイトはロンドンにあるレンブラントのなかで一番気に入っています)にいってはじめてクロードの風景画がいいなあと思ったので、昨日はこれまで素通りしていたナショナルギャラリーのクロードの絵を観るためにいきました。何度か通ってそれぞれが自分なりの美術館の使い方を開発していったらいいんだと思います。それができるのがロンドンのすごいところです。
今日は出かけず家にいて写真を整理したり掃除をしたり午後は庭でぼーっとしたり。
マイクが手をかけてきれいにしてくれてある庭にはベンチやテーブルがあって天気が良い日は気持ちがいいです。
よく観察するとおもしろいかたちの葉っぱがあったり実家にある木の変化形があったり思いがけない発見があります。
名前はわからないけど最近毎朝きれいな鳥が来ます。たまにネコやリスも現れます。
季節や天気によって景色は変わるし音も変わる。
いい庭があれば外にいかなくてもいろんな気づきがある。
キケロの言葉ですが
“If you have a garden and a library, you have everything you need.”
今日の気づきでした。
Posted by u at 09:53│Comments(0)
│kingston
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